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≪私≫ 私は女子高と言う女だらけの学校に入学した。 その頃は同い年の彼氏が居た。 本が好きで、眼鏡をかけていて、勉強が出来て。 でも彼の勉強に対する熱意は度を越えていた。 私と逢うよりも勉強をとったのだ。 なので 「勉強と私、どっちが大切なの?」 っと言う古臭い台詞を半分冗談、半分本気で言ってみた。 彼が選ぶのは『私』っと自惚れていた。 結果は『勉強』 そうですか‥‥‥さようなら。 高校生活はそんな感じで始まった。 半ば男性不信な私の恋愛感情は女性へと走った。 高校1年生の秋、彼女が出来た。 我が儘だが私をちゃんと見てくれる彼女と一緒にいるのは楽しかった。 喧嘩した、泣いた、別れ話をした。 仲直りした、笑った、抱き合った。 キスして、セックスして、色んな思い出を作った。 彼女といた大半は喧嘩して傷ついたかもしれない。 でも、彼女は私を抱き締めてくれた。 安心した。 そんなこんなで高校生活は終わりに近づくと、彼女はよく別れ話を持ちかけてくるようになった。 「私よりいい男の人がいる」 「私は結婚したいし、一生、人の道を外れるのは辛い」 「人にコソコソして生きていくのは嫌だ」 「別れて」 私の覚悟は付き合う前から決まっていたのに、彼女の覚悟はそんなものだった。 一生人の道を外れようと、人から罵声を投げ掛けられても、家族を泣かせようとも私は彼女と一生居たかった。 好きと言ってくれた事や、ゴメンっと言った一言一言が私の心を虚しくさせた。 「うん。そうか‥‥‥そんなもんか」 彼女に次にあったときはいつ、また別れ話をされるか哀しくなりながらも笑顔で逢う。 私は彼女と別れたくなかった。 卒業して、たまに逢って、話して、笑った瞬間の別れ話。 「大学に‥‥‥好きな人が出来たから別れて。」 何となく、彼女が別れ話をするのが分かっていた。 私の心は何故か穏やかだった。 もう、私と彼女を繋いでいた赤い糸は当の昔に切れていたんだ。 それなのに私は必死にそれを切れては繋ぎ、切れては繋ぎを繰り返していた。 「最後にセックスがしたい」 っと言った彼女に私は冷めた声、視線、態度で言った。 「セックスかキスか、どちらかしかしない。セックスを選んだならその最中絶対にキスはしない。逆にキスを選んだならキスしかしない。3分以内に決められなった場合はどちらもしない。」 『愛の無いセックス』 『愛のあるキス』 これは最後の賭けだった。 快楽よりも、彼女は気持ちを大切にしてくれると思っていた。 彼女は2分半悩んで『セックス』を選んだ。 私の思いはいつだって裏切られる。 私は泣きながら彼女を犯した。 彼女がどれだけキスをしたいと言っても、キスをしなかった。 名前を呼んでも口を手で押さえて黙らせた。 こちらを見てくるものなら布団で顔を隠した。 彼女から私を遮断した。 そうして彼女は被害者の様に私に犯され、泣いた。 まるでレイプ。 もうやめよう‥‥‥。 今度こそ彼女を解放した。 いや、私が解放されたのだ。 私は元から処女ではなかった。 中学生の頃、女性の身体に興味を持ち自分自身の身体で実験を行った。 処女膜を自分で破るという実験。 他人ではなく、自分自身で破るっとう事に酷く興奮した。 まだ男を知らない秘部に指を入れ、慣れたところで綺麗に拭いた棒を突き入れた。 処女膜は破れ、その日、私は第一歩大人になった事に喜びを得た。 その日からのマスターベーションは物をいれてする事が多くなった。 クリトリスを刺激し、中にある物を刺激し快感を得た。 快感は人を支配し、貪欲にそれを得ようとする。 貪欲に、貪欲に私は快感を貪り、もっと凄い快感を得ようとする私の知識は漫画の中にあった。 『ボーイズ・ラブ』通称『BL』の中に私は快感の糸口を見つけた。 『BL』とは男同士の恋愛の話で、言わばゲイの話。 私はそのBL愛読家で、その刺激的な世界にドップリとはまっいた。 男同士のセックスの仕方。 アナルを使うと言うセックスに私は魅了された。 そこにはどんな快感があって、私はどうなってしまうのかが興味があった。 資料は私の部屋に沢山有り、何処をどうすれば、どうしたら痛くないかが描かれており、私はとりあえず家族の居ない日にアナルを開発する事を決行した。 その日は本当によく晴れた日だった。 私はアナルの中にある排泄物があるのを見越してトイレでそれを行った。 初めは指を口に入れ、唾液で濡れた指をそっとアナルに当て押し込める。 「‥‥‥ッ」 初めは痛かった。 排泄機能しかないそこに、逆に入れ込むという事をしているのだから痛いだろうと思っていたが、想像したよりも少し痛かった。 しかし私は止めなかった。 一旦トイレから出て、何かいいものは無いかと見回した。 私の家にはローションという物はなく、代用品として私が見つけたのは少し大きめの紅い飴だった。 トイレに戻り、その紅い飴を口に含み、渇きのなくなった飴をアナルに押し込むとすんなり入った。 が、取れなくなったらどうしよう、っとう恐怖に襲われた。 こんな事をして病院に運ばれたら、親になんと言ったらいいのか。 「アナルセックスがしたくて飴で開発してたら取れなくなりました。えへッ(笑)」 笑い事では済まない。 これは秘密にしておかないといけない事だった。 私はアナルに入ってしまった飴を必死に取ろうとした。 無常にも濡れた飴は私の指をかすめはしたが取れずに中でコロコロと動き回る。 それが快感に繋がったのは飴が私の中で体温で小さくなってきた頃だった。 小さくなった飴は、私が指でアナルを解したせいか先ほどよりも取れやすく、出し入れも出来るようになった頃、小さな飴は私の中で溶けた。 その時、私は後ろも前も刺激するマスターベーションをすることが出来る権利を得た気がした。 飴でドロドロになってしまった為、私の下半身、いや、尻を風呂場で洗い流す。 アナルの中にもシャワーで綺麗にした。 その日からは前と後ろに物を入れ、クリトリスを刺激するマスターベーションをした。 快感は前にも後ろにも全身に広がり私を支配した。 こうして私は私を犯した。 私は言った 『どれだけしても、本当の快感なんて1人では得られやしない。』 っと。 ー07.11.10ー |